2023年半月講

半月講とは

半月の夜、月といっしょに星空を見上げてみませんか。

「半月講」は、半月の日に行う星空観望会のイベントです。望遠鏡や双眼鏡を用いた観察の他、識者によるトークもあります。

お月見というと満月が定番ですが、半月はクレーターを観察しやすく、満月とはまた違った表情を見せてくれます。望遠鏡を使った月の拡大映像もお楽しみください。

2023年度の日程

日程場所備考
4月28日(金)福生第二小学校99名参加
5月28日(日)福生第三小学校84名参加
6月26日(月)中止梅雨時の上、日没が遅い(19:05)ため
7月26日(水)福生第七小学校CS委員会主催のため、七小児童と家族のみ
8月24日(木)福生高校22名参加
9月23日(土)福生第二中学校天候不良のため中止
10月22日(日)福生第三中学校
11月20日(月)福生第一中学校
12月20日(水)福生第一小学校
1月18日(木)福生第五小学校
2月17日(土)多摩工科高校
3月17日(日)調整中

実施要項

日時・場所
上記日程のいずれも18:00から20:00
対象者
特に指定のない限り、どなたでも参加できます。開催校の児童・生徒に限らず、ご近所の方や月に興味のある方はぜひご参加ください。
ただし、小学生以下は大人の保護者の同伴が必須です。
参加費
無料。
申込

事前の申込は不要です。当日、会場に直接おいでください。
会場では「受付」ののぼり旗を目印に、受付をお願いします。
各詳細ページからメールアドレスを登録いただくと当日15:00ごろに実施可否についてメールをお送りします。天候が不安な場合などにご登録ください。

実施
主催: まると
後援: 福生市教育委員会

コラム: 「半月講」という企画

月といえば満月が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。
中秋の名月、いわゆる十五夜は満月ですし、月食は満月の時にだけ発生します。
また時折 TV 等で紹介されるスーパームーンも、満月の代名詞の一つです。
とにかく満月というのは話題が多いんですね。

ところが月という天体を観察することに限れば、半月、それもこれから満月に近付いていく「上弦の月」の方が都合がいいんです。
まず、クレーターを観察しやすいのが第一の理由です。
月というとクレーターだらけの姿を想像する方も多いと思いますが、満月では望遠鏡を使っても観察するのは厳しいです。
もちろん大きなものはしっかりと見えるんですが、立体感がなく、模様にしか見えません。
これは正面から太陽の光を受けているために、影がほとんどできないのが原因です。
ところが半月でしたら横から光が当たりますので、特に光の境界線付近では立体感をもって観察することができます。

また、月の高さも重要な理由です。
満月は 18:00 ごろに地平線から昇り、24:00 ごろに最も高度が高くなる「南中」を迎えます。
逆に言えば、日が落ちてすぐの時間帯は月が低すぎて観察しにくいんです。
よほど開けた場所なら問題ありませんが、市街地でそれを望むのは少々厳しいですね。
しかし上弦の月でしたら、南中時刻は 18:00ごろです。
18:00 ~ 20:00 の時間帯でしたら、都心であっても十分に観察することができます。
月と星の観望会とはいえ安全を考えるとあまり遅い時間に設定したくはありませんので、上弦の日が最適と考えて企画しました。

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